第21回日本自費出版文化賞【個人誌】受賞作品『ピンクの車いすを街の風景に』から4年。
私は、身体障害者。日中は自ら設立した会社で働き、夜になれば、ピンクの車いすで街に繰り出し、酒を飲む。イケメンに出会えば、とたんに心が躍り出す。
人に手を借りることで、繋がる縁と、そこから始まる大胆で痛快なストーリー。
ダメなところも多いけれど、クスッと笑えるエピソードの数々。
誰もが内に秘めた自分の弱さを、そっと許せる一冊。
この度、『ピンクの車いすを街の風景に』が、第21回日本自費出版文化賞の個人誌賞という、名誉ある賞を頂き、去る10月6日(土)、授賞式に出席してきました。
共著してくだった川手晴雄さんは、この本について「これは障害者が書いているけれど、障害者の本ではない。一人の人間が自立して生きていくことの楽しさ、素晴らしさを描いている」とおっしゃって下さいました。何よりもの誉め言葉でした。
また初めての本の執筆にはあたり、時にやさしく、時に手厳しく、手ほどきししてくださったお二人、図書館司書の吉田美知子さんと本の編集プロダクションの斉藤敦子さん。お二人には本当にたくさんのことを教わりました。本のイラストを担当して下さった福井若恵さんや、表紙のデザインを担当して下さったコメヤブックスの吉田幸平さん和古さんご夫妻。印刷・製本にあたっては、株式会社文伸さんが丁寧に仕上げてくださいました。多くの方の思いが紡ぎ合って、一冊の本を完成させることができました。
この本が障害者と健常者の垣根を超え、人と人とがつながっていくきっかけになるよう、一人でも多くの人にぜひ読んでいただければと願っています。
(宮城)
第21回日本自費出版文化賞 地域文化 個人史 部門に選ばれました。
画像は2018年9月6日朝日新聞朝刊に掲載された報道です。
05日 8月 2018
皆んさん、こんにちは!
ご無沙汰しております。
私たちエテルナ舎が出版致しました『ピンクの車いすを街の風景に』が
第21回日本自費出版文化賞の入選候補作品に選ばれました。
9月5日(水)に開催されます最終選考会で、この入選候補作品の中から
「部門賞」、「特別賞」、「大賞」が選ばれます。
著者の宮城としては、入選候補作品に選ばれただけで大満足と
言いたいところですが、この本にはとても多くの方のお力ぞえのもと
完成し、多くの方の思いが込められています。
一つでも上の賞が頂けるよう、今はただ祈るばかりです。
24日 12月 2017
年末になり、本業もひと段落。
(課題は山積みだけど(*_*;)
自費出版文化賞にようやく応募しました。
広くみんなが手に取れる本になるといいな。
宮城
13日 12月 2017
昨日、エテルナ会議。
自費出版文化賞への応募の打ち合わせ。
入賞するといいな。
宮城
霧ヶ峰高原のコロボックルヒュッテで朝食を食べました。 正面に見えているのは蓼科山です。 秋の高原は、静かで落ちつきます。
高校の歴史の教科書で、タマが睡眠学習をしています。さて、効果の程は…。
12日 9月 2017
これから本を作りたい方へ、私たちがお手伝いします。